シェイブドヘッドの剃り方 ～初心者編～

今回は、はじめてシェイブドヘッド (スキンヘッド) に挑戦する方に向けて、その剃り方を伝授します。

 1. 髪をなるべく短く刈る

バリカンのアタッチメントを最短に設定して丸坊主にします。

短いほど後で剃りやすくなりますので、躊躇せずガンガン行きましょう。

バリカンを持っていない方は、床屋で五厘刈りや一厘刈りを注文して刈ってもらってもいいです。

また、この行程でハサミで短くするのはお勧めしません。

長過ぎる毛がたくさん残ってしまいがちですし、頭皮を切ってしまう恐れもあります。

2. 頭を一度洗い流す

刈った髪が残っていると、カミソリが目詰まりする原因となります。

また、温かいシャワーで流すことで、シェービング前に頭皮を温め柔らかくできるメリットもあります。

3. シェービングフォームまたはジェルを塗り込む

これまで長い髪の毛で覆われ守られてきた頭皮は、刃物による刺激に対して大変敏感です。

シェービングフォームは少し多めに塗っておきましょう。

4. 剃る

剃り方には順剃り (毛の生える方向に剃る) と逆剃り (毛の生える方向とは逆) があります。

逆剃りは頭皮への負担が大きくカミソリ負けの原因となるため、初心者にはまず順剃りをお勧めします。

後頭部は反対の手で触ってみて、剃り残しがないか確かめながら剃っていきまます。

頭髪はヒゲよりも密度が高い上、生えている面積が広いため、根気が必要でしょう。

イラついても決してカミソリを頭皮に強く押しあてて剃ってははいけません。

出欠や炎症の原因となります。

5. 頭皮を冷やす

この行程は全ての床屋で行われているわけではありませんが、ぜひともお勧めしたいです。

頭髪を全部剃り終えたら、冷たいシャワー、氷、保冷剤などで冷やすことで皮膚の炎症を抑えます。

剃った直後は頭皮に目に見えないサイズの無数の傷がついており、

それがカミソリ負けとなって炎症を起こすかどうかは、直後のケアにかかっています。

6. 頭皮を保湿する

アフターシェーブローションや乳液で頭皮を保湿してあげましょう。

出血がひどい場合は軟膏などを塗りましょう。

はじめての場合は出血やカミソリ負けが激しいでしょうが、

何度も剃っているうちに頭皮も強くなっていきますので、そんなに気にする必要はありません。